トークイベント「福尾匠×黒嵜想『非美学』、『P2P』、『羅(うすもの)』刊行記念——純粋慰労会」開催のお知らせ

極セカイ研究所の黒嵜想が出演するオンライントークイベントのお知らせです。

福尾匠の博論本『非美学——ジル・ドゥルーズの言葉と物』(河出書房新社)、そして黒嵜想が編集した『P2P』(極セカイ研究所)と『羅(うすもの)』(大垣書店)がこのたび、時期を同じくして刊行されました。 本イベントは、それぞれにキツい数年間をくぐり抜け、やっとのことで刊行にたどり着いた苦闘を互いによく知るふたりが、ただただ互いを労い合うトークイベントです。いや、ほんとにキツかった。 凝ったアングルもなく、純粋に苦労を振り返りつつ互いの仕事について話します。しかしそれくらいリラックスしたほうが、かえって聴く側にとっても面白い話になるかもしれません。みなさんもぜひ労ってください。 (福尾)

日時:2024年7月12日(金)19~20時くらいから開始
協力:ニハ

『非美学——ジル・ドゥルーズの言葉と物』(河出書房新社) https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309231570/
南極誌『P2P(ピーツーピー)』第〇号 https://booth.pm/ja/items/5616657
オリジナル雑誌『羅(うすもの)』1号 https://www.books-ogaki.co.jp/post/55087

福尾匠 Takumi Fukuo 1992年生まれ。批評家、哲学者。著書に『眼がスクリーンになるとき:ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』(河出文庫より8月刊行予定)、『日記〈私家版〉』(自主制作)がある。近刊『非美学:ジル・ドゥルーズの言葉と物』(河出書房新社)、『ひとごと:クリティカル・エッセイズ』(仮題、河出書房新社より10月刊行予定)。共訳書にアンヌ・ソヴァニャルグ『ドゥルーズと芸術』(月曜社)。『群像』で「言葉と物」連載中。「哲学の店 フィロショピー」店主。 「置き配写真館」館長。 https://tfukuo.com/

黒嵜想 Sou Kurosaki 1988年生。批評家。極セカイ研究所所長。批評誌『アーギュメンツ』(2015~2018)での連載・編集をきっかけとして活動開始。音声と南極を中心的な関心とし、本誌『P2P』編集ならびに「極論」のほか、仏教音楽「声明」に関する連載「声をかく」(ウェブメディア「ちえうみ」)などがある。 https://kurosoo.works/